房総国際芸術祭 Boso Triennale

市原市

Ichihara City

市原市
市原市
市原市
市原市
市原市
市原市

千葉県中央部に位置する市原市は、県内最大の面積を持ち、東京湾に面した臨海工業地帯と、里山や養老渓谷に代表される豊かな自然が共存する地域。全国有数の石油化学コンビナート群を擁し、製造品出荷額は県内トップを誇る。一方、内陸部にはのどかな田園風景が広がり、四季折々の景観を楽しむことができる。市を縦断する小湊鉄道は、市民の重要な交通機関であるとともに、里山を走る風景が多くの人々を魅了している。また、「チバニアン」を示す養老川流域の地層や、梨・いちじくなどの特産品にも恵まれている。2014年から「いちはらアート×ミックス」を開催し、地域資源を生かしたアートによるまちづくりを推進している。

八幡エリア

八幡エリア

東京湾岸の工業地帯と古くからの市街地が交差する市原市の玄関口。八幡宿駅前は毎日多くの通勤・通学者が行き交う一方で、かつて地域の暮らしや商いを支えた建築や空間が今なお点在している。再開発による新しい街並みと歴史ある風景が共存し、地域の変遷を感じることができる場所でもある。周辺には神社や商店街、住宅地が広がり、人々の生活と密接に結びついた地域の姿を見ることができる。そんな八幡宿の異なる時間層を映し出す3つの場所(旧八幡南町駐輪場、南町宝蔵蔵、魚惣)を舞台に、地域の記憶や文化、人々の営みを見つめ直すアート作品を展開する。

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五井エリア

五井エリア

小湊鉄道五井駅と、隣接する機関区や周辺会場から成るエリア。JR五井駅とも接続する交通の結節点であり、市原市の玄関口として多くの通勤・通学者や観光客が利用している。週末にはマルシェやイベントが開催されるなど、地域の賑わいを感じられる場所でもある。小湊鉄道が保有する3台のSL機関車を間近に見ることができ、鉄道ファンにも親しまれている。機関区では鉄道の歴史や技術に触れることができるほか、沿線観光の拠点としての役割も担う。人々の移動や交流が交差するこの場所を舞台に、多彩なアート作品を紹介する。

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内田未来楽校

内田未来楽校

100 年近い歴史を持つ木造建築を活用して、地域の自然や歴史などを生かした事業が行われている。1928年に内田尋常小学校の校舎として建てられた内田未来楽校は、民間に払い下げられて工場・作業場として使用されたのち、取り壊しの危機に瀕するも、地域住民・支援者を中心に設立された「報徳の会」が買い取ることでその姿を今に保っている。現在は、芸術祭会期中の作品会場として展開するほか、報徳の会から発展した「NPO 法人報徳の会・内田未来楽校」によって、里山ハイキング、展示会、朝市、こっこ市、マルシェなど、様々な取り組みが行われている。

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牛久エリア

牛久エリア

市原市のほぼ中心に位置し、養老川の船着場や荷揚げ場と、東京湾~太平洋の陸路との交点にできたかつての宿場町。道路がマスの角のように直角に曲がる宿場町特有の街道が残る。市原市中部~南部の商業の中心地として発展し、かつての街道に沿って店々が軒を連ねる商店街は約1kmにわたる。小湊鉄道の上総牛久駅は、途中駅でもっとも利用者の多い駅であり、木造の駅舎は国の登録有形文化財となっている。近年は、牛久商店街で「牛久リ・デザインプロジェクト」が実施され、アーティスト・イン・レジデンスなどアーティストと地域が連携する取り組みが進んでいる。2027年は、新たに旧牛久幼稚園が作品展示会場となる。

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市原湖畔美術館

市原湖畔美術館

千葉県一の貯水面積を誇る高滝湖に臨む美術館。1995年に開館した観光・文化施設「市原市水と彫刻の丘」のリニューアルにより、市原市の市制施行50周年を記念して2013年に誕生した。「里山の地に足でしっかり立ち、眼は広く世界を眺める」を志し、9点の恒久作品の展示のほか、現代アートを中心とした企画展、地域・子どもに開かれたワークショップ、広場を利用したマルシェやピクニックなど、多彩なプログラムを展開している。芸術祭会期中は、その一環として企画展「房総から地球(テラ)へ―地球の記憶を読む」を開催。

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旧里見小学校

旧里見小学校

大正時代の1913 年に開校し、2013 年に閉校した小学校。地名でもある里見の名は、内房総などを拠点とした戦国時代の里見氏に由来する。過去の「いちはらアート×ミックス」でも毎回作品展示の会場となってきたが、2024年の「内房総アートフェス」にあわせて校舎や体育館、校庭を大幅リニューアル。体育館は、市原の工場夜景をモチーフとしたミュージアムに生まれ変わった。インフォメーションセンターも設置され、芸術祭の主要拠点のひとつとして多くの人が訪れる場所となった。2027年は芸術祭のコンセプトにもなっている”美術工房”としての特徴を強め、各教室では作家による公開制作やWS、お菓子の製造販売も行われる。公式グッズや各地のお土産が集まるショップ、カフェレストラン《SATOMI HIROBA》も人気。

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旧平三小学校

旧平三小学校

明治時代の1876 年に開校し、2016年に閉校した小学校。地域住民で構成する「集い広場へいさん」のメンバーが主体となり毎月第1土曜日に「里山市」を開催するなど、閉校後の今でも地域コミュニティの拠点として人々が集まる場となっている。養老川の支流である平蔵川はかつて学校を迂回して流れていたが、川廻しという手法で校庭の下へと流れを変えたことで橋を渡さずに学校への行き来ができるようになった。この「平蔵川の川廻し」によってできたトンネルは地域のシンボルとなっている。

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いちはらクオードの森

いちはらクオードの森

東京ドーム約25個分の広大な敷地をもつ、豊かな自然環境を活かした公園。起伏に富んだ地形や森林、池など、多様な里山の風景が残されており、四季折々の自然を身近に感じられる市民の憩いの場。園内には散策路や植物園、キャンプ場なども整備され、ゆっくりと森の時間を楽しめる。本エリアでは、2点の屋外作品を展開。作品は森の風景や環境と呼応しながら、それぞれ異なる視点で土地の魅力や記憶を浮かび上がらせる。

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月出工舎

月出工舎

旧月出小学校から生まれた「みんなでつくるがっこう 月出工舎」。2014年の開校以来、地域の人々やアーティストが集い、「遊・学・匠・食」を軸に、作品づくりや森の手入れ、食・自然・農に関わる活動を続けてきた。地域に根づく風習や知恵を大切にしながら、世界とつながる表現を育み、地域の防災を支える場としての役割も担っている。芸術祭では、森から山あいの道を歩き、野外作品や空き家を再生した作品を巡る。GWには野外公演も行われ、改修した体育館では「TSUKIDE TABLE」を開き、月出の果物や野菜、発酵の知恵を生かした特別なパフェなどを提供。自家焙煎の「ヤマドリ珈琲」とともに、土地の記憶や営みと現代の表現が交錯する月出ならではの時間を楽しめる。

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